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RENOVATION JOURNAL vol.2 リノベーションの魅力ってなに?
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こんにちは。熊本のリノベーション専門会社ASTERです。
リノベーションに関する情報や、スタッフの日々を発信する「ASTER JOURNAL」
今回は、私たちが携わるリノベーションの現状や魅力について、すこしだけ掘り下げてみたいと思います。
「今、日本は本格的なストック型社会に突入しようとしている」という話題が、新聞やネットニュースを賑わせています。
シンプルに言い換えると「空き家(ストック住宅)が激増している」ということなのですが、何と2023年時点で、既に7軒に1軒は空き家。
これには、少子高齢化によって日本の人口が減ったことに加え、日本の強い新築志向が影響していると考えられます。下のグラフによると、日本の住宅平均寿命は約30年。それに対して、アメリカは103年。イギリスでは141年! これ、別に日本の家がすぐに劣化するとか壊れるということではなく「家を買うなら新築」という方が多いということなんです。
新築で家を持つ、古くなったら建て直す、という考え方が広く普及してきました。その結果、7軒に1軒が空き家という現状に…。そんな日本のこれからに必要なのは、今あるストック住宅を長く大切に活用していくこと。その手法のひとつが、リノベーションです。
今後も日本の人口は減り、代わりに空き家は増えていくことが予想されます。
空き家が増えると、様々な問題が出ることが予想されますが、住まいを選ぶという視点から考えると、悪いことばかりではありません。
どんどん条件の良い中古物件が市場に出回り、それをリノベーションで自分らしい住まいに変えることができるようになるからです。
中古住宅+リノベーションには、こんなメリットがあります。
メリット1 購入費用を抑えて経済的な自由度UP
同じ地域・広さの新築マンションと比べて、中古マンションは購入費用が抑えられます。
例えば、熊本市中央区/約73㎡/3LDKという同じ条件のマンション購入を検討した場合、新築は約4,180万円、築30年の中古は約1,680万円。2,500万円の差額が出ます(2024年 SUUMO九州・沖縄版検索サイト調べ)
ただ、単純に差額の2,500万円が浮くことがメリットかというと、ちょっと違います。2,500万円をどう使うか、自分たちでコントロールできることが利点なんです。スケルトンからフルリノベーションして理想の暮らしを実現するもよし、ほどほどに整えてゆとりのある返済計画を立てるもよし。経済的な自由度が増し、人生の選択肢を増やすことができる。それこそが、中古+リノベーションの費用面での大きなメリットです。
メリット2 条件に合う立地を探しやすい。
一度でも物件探しを経験された方はご存知かと思いますが、希望のエリアで条件の合う新築マンションを見つけることって、すごく難しいんです。
例えば、リクルートのお部屋探しサイト「SUUMO」を使って、同じ条件で新築と中古のマンションを検索した場合、新築は6件しかヒットしなかったのですが、中古では148件も見つかりました。
諦めていたエリアや校区も、中古なら条件に合うところが見つかるかも? ぜひ試してみてくださいね。
メリット3 資産価値が目減りしづらい
「中古物件は、新築に比べて資産価値の目減りが少ない」というのも、あまり知られてない重要な中古物件のメリット。
日本では、減価償却という考え方に基づき、建物の価値は下がっていきます。新築の建物は20年で資産価値が約半分になってしまうことも。しかし、20年以上経過すると、資産価値の下降線はグッと緩やかに。目減りが抑えられます。さらに、リノベーションすることによって、購入時よりも価値が上がる可能性すらあるんです。
メリット4 事前に情報収集できるから安心
中古物件は、既に存在している住空間なので、事前に通気性や採光、眺望など、住み心地の一部を体感できます。
さらに、マンションリノベーションでは絶対に欠かせない修繕履歴や管理状況も確認できますし、近隣の雰囲気なども知ることが可能です。
「中古物件は、後から何が出てくるかわからないから怖い」と仰る方もいらっしゃいますが、実は押さえておきたい情報は事前に確認し、そのうえで検討を重ねることができます。
メリット5 自由設計
新築マンションや新築戸建てと比べ、ASTERでリノベーションする場合、間取りや使える素材を自由に考えることができます。もちろんASTER直営のショップ〔9GS〕に並んでいるアイテムからお気に入りを探していただくこともできますし、カタログに載っているものならば、取り寄せも可能です。とことん選び抜いたお気に入りの素材に囲まれて、間取りも自由に再編可能。さらに、既に持っている家具や家電との相性も考慮しながらトータルコーディネートすることもできます。
自分たちの暮らしを考えながら、自由に計画できるリノベーションを、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。
中古物件+リノベーションの5つの魅力。お読みいただきありがとうございました!
それでは、また次回のJOURNALで。
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