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RENOVATION JOURNAL vol.24 壁と天井の仕上げあれこれ

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こんにちは。熊本のリノベーション専門会社ASTERです。

リノベーションに関する情報や、スタッフの日々を発信する「ASTER RENOVAION JOURNAL(アスター・リノベーションジャーナル)」

今回は、床から視線を上に移し、壁や天井仕上げについて。

これまでASTERでどのような素材を採用してきたのか、整理してみたいと思います。

 

床と同様、天井や壁をどう見せるかによって、空間の印象は大きく変わります。

 

壁と天井は、住まいの中でも面積が広い部分。

だからこそ、どんな仕上げ材を選ぶかで、空間の雰囲気がかわってきます。

 

リノベーションといえば…の躯体現し仕上げ。リビング、キッチンなどエリアごとに仕上げを変えることも可能です。

 

まずは天井。

 

リノベーションというと、躯体現し(コンクリート打ちっぱなし)の空間を思い浮かべる方も多いかもしれません。

躯体をそのまま現すコンクリート打ちっぱなしの天井は、マンションのもともとの躯体のコンクリートの質感を生かすことができる仕上げ手法。

天井が高くなることや、もともとの躯体を活かしたリノベならではの雰囲気に仕上げられることがメリットです。

ただし、天井裏の空間がなくなってしまうため、”配線をどう隠すか?”や”ダウンライトを埋め込むことができない為代わりにどんな照明計画にするか?”など、納まりに工夫が必要になります。

 

また、躯体現しの仕上げ方法は物件によっては採用できない場合もあるので、“リノベするなら天井を躯体現しにしたい!”と考えられている方は要注意。

中古物件を内覧される際にお声がけいただけますと、同行して“できる・できない”をお伝えすることもできますので、是非ご相談ください。

 

躯体を現し、高さを出すことで広がりを感じさせるのか、フラットに整えてすっきりと見せるのか。

空間全体をどう見せたいかをベースに考えると、方向性が定まりやすくなります。

 

フラットに整える場合は、クロスや塗装がベーシックな選択肢になってくるので、続いての壁の仕上げとともにご紹介します。

 

躯体を生かし、コンクリートに直接白い塗装を施した天井。高さとコンクリートの質感を残しつつ、やさしい印象に。

 

これまでのASTERの施工事例で一番採用実績が多い壁材は、「塗装」と「クロス(壁紙)」。

 

塗装は、フラットで継ぎ目がなく、スッキリとした印象に仕上げられることがメリット。

カラーバリエーションも豊富で、塗装ならではの質感も私たちのお気に入りポイントです。

塗装はツヤの具合によってもかなり印象が変わってきますが、私たちは“艶消し”もしくは“3分艶(3割程度のツヤ)”を採用することが多いです。

 

塗装の魅力は、質感だけではありません。

汚れや傷が気になったときにその部分だけを塗り直すことができたり、後から色を変えたいときに重ね塗りしやすかったりと、メンテナンスやDIYとの相性も良好です。

 

一方で、塗装はクロスに比べて費用が上がりやすいという側面もあります。

特に中古マンションでは、もともとクロス仕上げになっているケースが多く、その上から直に塗装することはできません。

新たに下地を整えて塗装する必要があるため、クロスを張り替えるだけの場合と比較するとどうしてもコスト差が生まれます。

 

また、塗装は建物の揺れなどによって細いヒビが入ることもあります。

そうした変化も味わいとして受け止められるかどうかも、素材選びのひとつのポイントです。

 

壁、天井共にホワイトの塗装で仕上げた空間。

 

珪藻土や漆喰といった自然素材を使う塗壁仕上げも根強い人気があります。

これらは熟練の左官職人が手がける施工で、独特のやわらかな質感や陰影が魅力。

素材そのものが持つ調湿効果等の機能も期待できます。

ただし、価格は一般的な塗料やクロスと比較して高くなりやすい傾向があります。

 

珪藻土で仕上げた壁。照明によって美しい陰影が浮かび上がる。

 

他の素材と比べて安価であることから、「クロスを選ぶと安っぽい仕上がりになってしまいますか?」という質問をいただくことがあるのですが…

 

そんなことはありません。

 

塗装と並べても見分けがつきにくいようなものや、出来るだけビニール感をおさえたツヤのないものなど様々なクロスがあるので、作りたい空間に合わせてセレクトすることができます。

質感を重視しながらも予算とのバランスを取りたい場合や小さなお子様がいて汚れが気になる場合など、クロスをおすすめすることも増えてきました。

 

また、すべての部屋を同じ仕上げにするのではなく、居心地を大切にしたいLDKや寝室は塗装や塗り壁に、廊下や個室はクロスに…といったように、場所によって素材を使い分けるのも◎

 

どこに予算をかけるか。暮らしの優先順位をどう決めるか。

限られた条件の中で配分を考え抜くことが、満足度の高い家づくりにつながります。

 

大判のタイルをキッチン背面の壁と床に。サイズやカラーも微妙に違うものを選び、空間トータルのバランスを整えていきます。

 

天井にタイルを貼ることはほとんどありませんが、壁の一部にタイルを取り入れるケースはよくあります。

特にキッチンや洗面所、ランドリーなどの水まわりでは、湿気や汚れに強いタイルが選ばれることが多いです。

 

サイズは大判のものから小さなピクセル状のものまでさまざまですが、詳しくはまた別のJOURNALで…。

今回は、空間に質感を足す素材の選択肢としてご紹介させていただきます。

 

タイルは空間の主役というよりも、質感を一段引き上げるアクセント。

自分らしい組み合わせを選ぶことで、より愛着の湧く空間になります。

 

塗装やクロスや塗り壁、そしてときどきタイル。

大切なのは、どんな雰囲気の中で過ごしたいか、どんなライフスタイルが心地よいかを想像しながら、素材を選ぶこと。

迷ったときは、実際の事例を見ながら「この空気感、好きだな」と感じる感覚を頼りにしてみてくださいね。

 

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、また次回のJOURNALで。

 

 

 

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