お客様インタビューvol.2~つくりすぎない変化のある暮らし~

家族がゆっくりくつろげる住まいへリノベーション

子どもがのびのびと暮らせるIさまのお宅。「賃貸ではなく持家にして、自分たちの好きなようにして暮らしたい！」という思いから家探しが始まったそうです。今回はI様にご協力いただき、家づくりについてインタビューさせていただきました。

ASTER：住宅の購入には様々な選択肢がありますが、その中でマンションリノベを選ばれたのにはどんな理由があったのでしょう？

Iさん：もともとピカピカした真新しいものより古くても味わいがあるものが好きだったこともあって、「リノベーション」という選択肢が自分たちの中にありました。自分たちが暮らしたいエリアであったり、自分たちが住宅にかけられる予算を考えても、色々な希望が一番叶えられるのはマンションリノベーションだと思って、その選択肢を選びました。

ASTER：マンションリノベーションをすることが決まったら、まずは物件探しが始まると思いますが、こちらのマンションを購入されたきっかけを教えていただけますか？

Iさん：自分たちの希望のエリア内で予算内の物件が出ていたので、内覧に行ってみたことがきっかけでした。中央区ではめったに出ない広さ（１１５㎡）だったことや、角部屋で窓が多く明るく風通しの良い部屋であったこと、マンションが建っている街並みがもともと好きな街であったことが決め手になって購入することを決めました。

▲購入直後の写真。窓が多く、明るく風通しもよかったそう。

ASTER：確かに、中央区で１００㎡を超えるお部屋は珍しいですよね。購入後リノベーションを計画するうえで、どんな家にしたいと思われていたんですか？

Iさん：私たちは長く住むつもりで家を買ったので、今後住みながら空間の使い方が変わっていくこともあるだろうと思っていました。なので、“決めすぎない、作り込みすぎない”ということをテーマにして、できるだけ色々な要素を削ったシンプルな家にしたいねと家族で話していました！

ASTER：なるほど、テーマを決めて家づくりをされていたんですね。LDKにある大きな梁も印象的ですね。

Iさん：はい、せっかくRC造のマンションをリノベーションするので、どこかでコンクリートの躯体を仕上げとして生かしたいと思って要望として伝えました。仕上げ材は素材感が良いものを使いたいという事も初めから考えていたことでした。

ASTER：他にも、リノベーションのプランニングではきっとたくさんのこだわりがあったのではないでしょうか？打ち合わせをする中で一番悩んだところを教えてください。

Iさん：一番悩んだのは、間取りでした。毎日生活する場所なので、生活の動線を出来るだけ短くできるようにとか、自分たちが今持っているものをどこにどのように収納するのかなど、図面とにらめっこしながら生活のシミュレーションを重ねました。

▲工事前の図面。

▲工事後の図面。生活動線のシミュレーションを重ね、２つの回遊動線のある間取りへ作り変えた。

ASTER：毎日生活する場所だからこそ、そこに住む人が生活しやすい動線にするのはとても大切ですよね。実際に暮らしてみられて住み心地はいかがでしたか？

Iさん：やっぱり悩んだ分、暮らしの動線が良くて使いやすい家になりました。わが家は人が来ることも多いので、LDKを広くとれたことも良かったです。あとは、無垢フローリングの触り心地が良くて、やっぱりリビングには採用して良かったと思っています！

▲取っ手など手が触れるパーツも一つ一つ選んだ。

▲キッチンは、扉を付けて隠す収納とよく使うものをさっと取り出すことが出来るオープンな収納のバランスを考えながらオリジナルで造作。

▲LDKの写真。ひろびろしたLDK

ASTER：最後に、家づくりの感想を教えてください。

Iさん：自分たちの予算とやりたいこととの兼ね合いで悩むことも多かったですが、その都度、本当に自分たち家族にそれが必要なのか、本当にそれが自分の好きなものなのかというのをよく考えたことで、結果的にそれが自分たちの暮らしについて考える良い機会になったと思います。こどもも含めて家族みんなでタイル張りやフローリング塗装のDIYに挑戦できたことも良い思い出になりました！

お忙しい中、取材・撮影にご協力いただき、ありがとうございました。

このお宅のリノベーション事例を見る
https://aster-dw.jp/living/8787/

タイプ   l   マンション（築36年）
世帯人数  l   3人
面積   l   115㎡
間取り  l   3LDK