My Thing

新たな住まいを探していた中で、この物件に決めた理由は、立地や周辺環境の良さに加え、マンションにはなかなかないレンガ敷きの広い庭に魅力を感じたから。

91㎡という室内の広さも施主様のご希望にぴったりで、内覧後すぐに購入を決断されました。

リノベーション後、間取りは大きく変わっていませんが、随所に施主様のこだわりがちりばめられています。

個室の一つをウォークインクローゼットに改装した部屋には、パーケットの床と造作したアイアンのハンガーバーを配置。

お仕事柄、自然と増える洋服を活かして、クローズな収納ではなく、魅せる収納に。

ご主人の趣味であるDJブースも加わり、ゆったりと好きな時間を過ごすことができる空間になりました。

キッチンの配置や向きは何度も検討を重ね、家族全員が使いやすいⅡ型のキッチンを造作。

シンク側キッチンに寄せたダイニングテーブルは、配膳や下膳がしやすく、とても使いやすいと好評です。

部屋の中で特に目を引くのは、玄関からの視線を優しく誘導するアールの壁。

来客時にはさりげない目隠しとなり、内側には集中して仕事ができる本棚付きの書斎も配置されています。

塗装の色、タイル、フローリングの種類、間取りや設備機器—その一つ一つを丁寧にセレクトされた施主様。

出来上がった空間には、これまで集めてこられたアンティーク家具が、まるで最初からそこにあったかのように馴染んでいます。

同じように選ばれたこの部屋が、施主様ご家族と共に、これから時間を重ねるごとに美しく変化していくのが楽しみです。