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RENOVATION JOURNAL vol.32 ライティングのあれこれ。
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こんにちは。熊本のリノベーション専門会社ASTERです。
リノベーションに関する情報や、スタッフの日々を発信する「ASTER RENOVAION JOURNAL(アスター・リノベーションジャーナル)」
今回vol.32では、住まいの中にどんな光を置くか、という「照明」のお話です。
照明は暗い場所を明るくするだけでなく、過ごす場所を照らし、光と影の表情をつくるもの。
ASTERではどのように照明を計画しているのか、基本の考え方を整理してみたいと思います。

ASTERでは、間取りのプランをご提案するときに、ある程度照明も一緒に考え、図面に落とし込んでいきます。
それは、照明は単独のパーツとしてではなく、部屋のつくりや過ごし方と一体で計画するべきだと考えているためです。
明るい・暗いの感じ方は、人によって大きく違います。
ご家族の中でも「明るすぎる」「暗すぎる」と意見が分かれることは、めずらしくありません。
ASTERでは、打ち合わせ室に足を運んでいただいた際に「ここって明るいですか? それとも暗く感じられますか?」とお聞きして、感覚の基準を知る手がかりにすることも。
照度計算だけでは割り切れない、住まい手それぞれの感覚を確かめながら、プランさせていただきます。

次に、照明の種類について。
ASTERでもっとも登場回数が多いのは、ダウンライト。
天井に穴を開けて埋め込む照明器具です。
天井から出っ張らない為、すっきりすることやほこりがたまらずお掃除が簡単なことがメリット。
ASTERでは、天井がすっきり見えるように、できるだけ径の小さいものを選んでご提案させていただいています。
次に、天井が躯体の場合によく採用するのがライティングレール+スポットライトの組み合わせ。
ライティングレールは、その範囲内であれば簡単に照明器具をつけたり外したりできるので、
「思ったより暗かった・明るかった」という感覚の微調整をしやすいのが良いところ。
ダイニングテーブルの位置を変えることが多いご家庭や、模様替えを楽しみたい方も、ライティングレールをつけておくと便利です。
他にも、ダイニングやキッチンの上には、ペンダントライトを合わせて、少し個性や遊び心を足すこともありますし、アートの近くやワンポイント明るさがほしい場所には、壁付けのブラケットライトを使うこともあります。
ひとつの種類に決めるというより、場所や用途によって、さまざまな手法を組み合わせていくのが基本です。

照明を考えるときは、明るさだけでなく光の色も大切です。
温かみのある落ち着いた光が好きなのか、白っぽいすっきりした光がいいのか、その中間が心地よいのか。
同じ明るさでも、色が違うだけで空間の印象は変わります。
たとえば、日中の外光がしっかり入る空間で室内だけが橙色だと、対比によってより暗く感じることも。
時間帯によって変わる採光の状況や、そこでどんなふうに過ごしたいかまで含めて考えていく必要があります。
日本では、どちらかというと、部屋の真ん中にシーリングライトをつけて、全体を均一に明るくする「一室一灯」の考え方が主流です。
部屋全体が明るくなることで、部屋のどこにいても明るさを確保できるため読書や作業はしやすい空間になります。
一方で、北欧などでは、部屋全体を均一に照らすのではなく、必要なところに明かりを足していく「多灯分散」の考え方が一般的だといわれています。
テーブルの上にペンダントを下げたり、ソファの横にスタンドライトを置いたり。
あえて光量を抑え、リラックスできる空間をつくることができます。
どのスタイルが良いかは、その空間の使い方次第。
ASTERの事例でも、あえて照明を設けない空間があったり、照明によって生まれる影まで含めて空間の魅力として考えたりすることがあります。
光と影をセットで捉えることも、照明計画のおもしろさのひとつです。

もちろん、不安がある場合はリスクヘッジもできます。
スイッチを分けて場所ごとに点灯を調整できるようにしたり、調光機能をつけたり。
そうした工夫によって、暮らしながら心地よい明るさを探っていくのも楽しいものです。
照明は、図面だけではなかなかイメージしづらいものだからこそ、
実際に訪れた空間で「この空間心地よいな」や、「この照明の使い方が好きだな」と思うものを見つけておくと照明計画のおおきなヒントになります。
壁も、床も、カーテンも、そして照明も。
ひとつひとつは小さなパーツでも、全部がきちんと調和してくると、空間の居心地はぐっと良くなります。
照明は最後に足すものではなく、住まいの雰囲気を整える大切な要素。
好みの明るさや、心地よい光の感じを、日頃から少し意識してみると、家づくりのヒントが見つかるかもしれません。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回のJOURNALで。

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