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SHOP紹介 vol.1 裏庭のもんじゃ 〜上通りの裏庭で、時間を忘れる。〜
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異世界に迷い込んだような空間と、漂う出汁の香り。

今回は、ASTERが空間づくりをお手伝いした一軒のお店を訪ねます。
熊本の中心市街地、上通アーケード沿いのとあるビル。
入り口で「焼いてます」の小さな看板を見つけたら、細い階段を上って、さらに奥へ。
通路の奥に姿を現すのが、もんじゃ焼き専門店「裏庭のもんじゃ」通称“うらもん”です。
ここは、定番の味から熊本ならではの一皿まで、みんなで鉄板を囲めるお店。
今回は、店長の髙山さんに“うらもん”が生まれたきっかけや、おすすめの楽しみ方、この場所ならではの空間について伺いました。

ASTER:まずは「裏庭のもんじゃ」が生まれたきっかけを教えてください。
店長:当店を運営する会社は、もともと東京で熊本料理のお店を経営していたんです。
熊本地震をきっかけに、もっと熊本に根ざした仕事をしていきたいという思いが強くなって、熊本でも『TERRACE』や『藁焼き酒場 ファイヤー』をはじめとする飲食店を展開するようになりました。
会社のルーツが東京だったこともあって「いつかもんじゃ焼きのお店をやりたい」という気持ちも、ずっと温めてきたんです。
せっかく熊本でやるなら、東京のもんじゃをそのまま持ってくるだけではなく、熊本ならではの食材や味も楽しめるお店にしたいと考えました。


ASTER:“うらもん” では、どんなもんじゃ焼きが楽しめるのでしょう?
店長:「明太もちチーズ」のような定番の「東京もんじゃ」と、熊本の食材を使った「熊本もんじゃ」、どちらもお楽しみいただけます。
地元だから使える希少な食材を取り入れたものもあるので、ぜひおすすめをスタッフに聞いてみてください。
もんじゃのベースになる出汁にもこだわっていて、牛深の鯖節や厚削りを使い、毎朝お店でひいています。
クリームベースのもんじゃもあって「くまもんじゃ!」もそのひとつ。
まずは王道からでもいいですし「熊本でもんじゃを食べるなら」と、ここでしか味わえないものを選んでいただくのも楽しいと思います。
ASTER:ドリンクやスイーツにもいろいろな楽しみ方がありそうですね。
店長:ビールはもちろんですが、もんじゃの油をさっぱり楽しめるレモンサワーもよく合います。
出汁をしっかりきかせているので、ワインとのペアリングも良い感じです。
グループでワインの小売りもしているので、ワインショップがセレクトしたナチュラルワインもご用意しています。
お酒を飲む方だけでなく、飲まない方や学生さんにも楽しんでもらいたくて、熊本のお茶や柑橘を使ったノンアルコールドリンク、食後にイチオシのかき氷も充実させました。
友人同士でも、ご家族でも。年齢を問わず、みんなで鉄板を囲めるのがもんじゃの良いところだと思います。


ASTER:料理だけでなく、この場所そのものにも驚かされます。
店長:上通のアーケードから入ってきて、こんな場所があるの?というギャップを楽しんでほしかったんです。
表に大きな看板を出しているわけではないので、ちょっと秘密基地を探すような感覚もあります。
2Fは倉庫のようなラフな雰囲気にして、奥にある「離れ」は、もともとの古民家の良さをできるだけ残しました。
離れを初めて見られた方には、やっぱり驚かれますね。
ASTERの中川さんとは以前から親しくさせてもらっていて「ASTERさんなら、この古民家をうまく生かしてくれる」と思ってお願いしました。
解体してみると、希少な鉱滓煉瓦や昭和初期の古い看板も出てきて、それらも空間の一部として残してもらっています。
2Fと離れ、それぞれまったく違う雰囲気を楽しめるのも、この店のおもしろさです。


もんじゃだけでなく、裏庭や建物、そこで過ごす時間まで。
上通の奥に隠れた“うらもん”で、ちょっといつもと違う一日を楽しんでみてください。
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設計:ASTER
施工:カマサキ建設
庭施工:Oy grden&planning
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