彼方

呉服町に新しくオープンした骨董品店「彼方」様の内装工事をさせて頂きました。
年代物の器をメインに取り扱う、骨董品のセレクトショップです。

骨董にまだ興味のない人や若い人も気軽に入れるように、
また商品が際立つよう、全体的に色を抑えたシンプルな内装にしています。

壁と天井は、質感のある白の塗装仕上げ。
床は既存シートを撤去し、コンクリートの躯体に残った糊跡に
クリア塗装を施し、骨董品のような独特の模様となりました。

黒いモルタルカウンター、藁すさの塗り壁、畳敷きの床の間など、
随所に和の雰囲気を感じられる素材を使用しています。

展示用の什器はアンティークの家具を中心に、新しく製作したもの、
古物をオーナーさん自らがリメイクしたものも使用しています。

「骨董をもっと身近に感じられるように」
「アンティークに触れるきっかけになるようなお店に」

オーナーさんの思いがたくさん詰まった空間が出来ました。